社会人の職業体験|子どもの居場所ピカイチは、自分の人生を広げる体験だった【モニター参加者の声】

発信の仕事をしている20代の女性が、東京都小金井市の子どもの居場所「ピカイチ」で職業体験をしました。子どもたちと過ごした一日を、彼女はこう振り返ります。

「1人1人がすごい輝いてた。それが1つの空間で成り立ってるのがすごい」

彼女がこの日に見ていたのは、ピカイチの大人が子どもを支える場面と、あえて引く場面です。参加したきっかけと、昼食の時間や子ども同士のやりとりで気づいたことを聞きました。

この記事は、2026年6〜7月のモニター期間に参加した方の声です。モニター期間の記事に限り、お名前は伏せて、年代と性別でご紹介しています。

ピカイチで過ごす子どもたち
目次

「自分の目で見に行く」。知らない世界を知りたかった

この方は、ふだん発信の仕事をしています。以前に、子どもと関わった経験もありました。

――なぜ参加しようと思ったのですか?

知らない世界があることがやっぱ怖いなって思うので、こういう子たちがいるんだよっていう事実を、ちゃんと自分の目で見に行く

「今引いた方がいいな」。支えることと引くことを、2つの場面で見た

ピカイチでは、大人があらかじめ決めた予定をこなすより、子どもが自分で選んで過ごすことを大切にしています。この日、彼女が目を向けたのは、そこにいる大人たちの関わり方でした。

藤森さんと参加者が話している場面

――ピカイチの大人の関わり方は、どう見えましたか?

あまり大人が介入しない。尊重して、子どもの姿とか考え方を尊重して介入しないやり方がすごい素敵。模範解答をあえて教えず、好きなように作らせてそれを形とする

子どもたちと大人が室内で過ごしている場面
テレビの前で過ごす子どもたち

昼食の時間、彼女は人と話すのに少し時間がかかる子と、一緒にごはんを食べました。彼女が後ろから見守るうちに、その子は自然に話せるようになっていきました。大人が支えることと引くことを、同じ場面の中で両立させる感覚を体感した、と彼女は話していました。

ピカイチの一日の様子

――その場にいて、どんなことを感じましたか?

私がこう引いていかないと…ずっといることになったら、その子のためにもならない。今行った方がいいな、今引いた方がいいな、っていうのが常にある場所

もう一つの場面は、2回目に来ていた女の子のことです。その子は、はじめは帰りたがっていました。ところがマイクラをきっかけにほかの子と打ち解け、迎えの時間を過ぎても残っていました。

――その子の様子を見て、どう思いましたか?

1日でこの子の中ですごい変わった。めちゃくちゃ子どもにとって必要な場所なんだと思った

※ 記事に登場する子どもたちの名前は伏せています。

「意外と子どもって周りを見えてる」。子ども同士の思いやりに気づいた

――子どもたちのやりとりで、印象に残っていることはありますか?

意外と子どもって周りを見えてる。他の子が言いにくいことを別の子が汲み取って言ってくれたり…そういう優しさ・思いやりが所々にあって感動した

体験を通して、彼女は自分の仕事についても考えていました。子どもにとって頼れる第三者がいることの大事さを感じ、自分の発信の仕事の意味を実感した、と話していました。自分がのびのびと育ってこられたことにも、あらためて気づいたと振り返ります。

ピカイチの外観

「1回行っただけじゃ知った気になれない」。これからも積み重ねたい

――これから、どうしていきたいですか?

1回行っただけじゃ知った気になれない。ゴールは自分の中の心の変化。どういう子がいるのか、働く側の視点を知るのを積み重ねたい

――この体験を一言で表すと?

一言で言うと、自分の人生を広げる体験

編集後記

この方がこの日に見ていたのは、ピカイチの大人が子どもにどう関わり、どこで引くかでした。昼食の時間には、自分も後ろから見守る側にいました。インタビューでは「1人1人がすごい輝いてた。それが1つの空間で成り立ってるのがすごい」と話していました。

ピカイチの職業体験に参加するには?

はじめてのKOKOROMiは、社会人がいまの仕事を続けながら、ほかの仕事の現場で職業体験ができる体験プログラムです。ピカイチでの職業体験の内容と、募集の状況・申し込み方は、体験先のページに載せています。

子どもの居場所ピカイチの体験先ページを見る

ピカイチで職業体験をした、ほかの方の声もあります。

KOKOROMi BASEとは?

「20代後半、何にチャレンジする?」

KOKOROMi BASEは、この問いを掲げる月額制のコミュニティです。2026年11月時点で、累計19名が参加しています。

社会人になると、仕事以外で新しいことを学んだり、試したりする機会はぐっと減ります。KOKOROMi BASEは、大人になってからも学んだり挑戦したりして、その経験を仲間と振り返る場をつくっています。振り返ることで、次の挑戦に踏み出しやすくなる。そんなふうに、挑戦する人の背中を押せる場所を目指しています。

体験プログラム「はじめてのKOKOROMi」も、KOKOROMi BASEが運営しています。

KOKOROMi BASE公式サイトはこちら

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この記事を書いた人

KOKOROMi編集部のアイコン KOKOROMi編集部

はじめてのKOKOROMi を運営している KOKOROMi の編集部です。体験に参加した人に話を聞いて、記事にしています。

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